名犬ファイル

カリプソジョー

BIS.BISS.INT.AM.JKC.CH. Edgehill Nortilus Calypso Joe

ゴールデン・レトリーバー犬写真
ゴールデン・レトリーバーブームの中でカリプソジョーほどみんなの注目を集めた名犬はいないでしょう。わが国に入った多数のアメリカチャンピオンのゴールデン・レトリーバーの中で全米展で優勝したのはカリプソジョー1頭でした。1993年ナショナルでのベストオブブリード戦、約100頭のチャンピオン犬がリングに入場してきたとき、私はカリプソジョーしかいないと確信していました。もし、優勝すれば交渉は絶対無理と思っていたので、絶対に勝たないで欲しいと願っていましたがアメリカの有名ジャッジ、故ディレック・レイン氏はカリプソジョーをベストインショーに選びました。もう絶対に無理だと思っていましたが、ダメモトで交渉を開始、やはり思うように進展しませんでしたが、そんな時、当時グレートデンの有名ハンドラー、ジュディ・ハリントンとカリプソジョーのオーナー、ジェフ・チャッフィンが友人だったことから運が開けました。ジュディが「ゲンジは絶対に信用できるから」と言ってくれて後押ししてくれました。ジュディがジェフにカリプソジョーを連れて日本に行ってみよう、もし嫌だったらジョーを連れて帰ろうと提案しました。とうとうカリプソジョーの来日が実現しました。1泊3日で来日したジェフとジュディ・ハリントンは大満足して帰って行きました。次の問題は、誰をハンドラーにするか・・・でした。私は米良知一氏のハンドリングがカリプソジョーに合っているのではないかと思い、彼は当時まだ19歳だったのですが、彼に賭けました。来日まで時間がかかったのでキャンペーンは5月のFCI神奈川インターからドッグショーに出陳し始めました。約半年しかキャンペーンできないし、外国のタイトル犬であったため、もしシュープリームドッグになれば出陳できるドッグショーも制限されるので、No.1になることはあきらめていましたが連戦連勝で、キャンペーンを開始、最短・最少の出陳で全犬種No.1になりました。日米両国ですばらしい子供も残しました。ゴールデンが最も人気のある時代でした。カリプソジョーは永遠に記憶に残る名犬です。またハンドラー米良知一氏も史上最年少のNo.1ハンドラーとなりました。

主な賞歴
1994年 全犬種NO.1
1994年 FCI東北インター BIS(星 三光)
1995年 FCIアジアインター BOB